Message [R] Act 5
木々の生命 炎え立つ!
2013.05.23(thu) |
真夏かと思うような暑い日があるかと思えば、朝晩は春先を思わせるような低い気温になったりして、体調の管理に気を使ってしまいます。
とはいえ、庭の木々はもう初夏を謳歌しています。昔からあるクヌギやコナラの大木、それらに比べるとまだ小振りな欅、私が父と植えたイチョウの木(20本ありますが、銀杏のなる木は2本だけです)。我が家に来て20年ぐらいですが、ずいぶん大木になりました。
秋には落葉が敷き詰められ黄金色になり、仏のフォンテーヌブローの森のようになります。家内はプチフォンテーヌブローなどと言っています。その他、山桜(庭だけでざっと10本ほどあります)や合歓の木等も自生しています。私が植えたグミの木も大きくなり、毎年初夏には独得の渋みのある美味しい実を沢山つけます。私も子どもの日に還って、実をほおばります。栗やクルミの木も自生していて、毎年実を付けます。ガゼボにからまったムベも毎年秋には実を付けます。梅の木は、春先に、紅い花を咲かせて目を楽しませてくれますし、6月には大きな実をいっぱい付け、食べきれない量の梅干しができます。
兄に貰ったびわの木も初夏には美味しい実を付けます。そしてアプローチ沿いの紫陽花やニシキウツギももうすぐ咲くでしょう。ブルーベリーも大きくなり、毎年美味しい実を付けます。
こう書くとなんと私は実の食べられる植物ばかり植えているみたいです。
その他芝生の中に、園芸家の友人が植えてくれた栴檀も大きく育ち、品の良い香りを周囲に漂わせています。
ここでは、小鳥のさえずりで目を覚ます毎日ですが、今は鶯にカッコウが加わり、キジの鳴き声も毎日聴こえます。鶯が毎日気持ち良くさえずっている時、私はイタズラッ気を起こして、口笛で鳴き声をまねすると怒った鶯は威嚇を込めた声で私を追い払おうとします。私は早々に退散します。 入梅前の庭の或るひと時です。
イチョウと山桜のあるアプローチ
クヌギと藤つる
クヌギとガゼボに絡まったムベ
せんだん
やまざくら
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